FUJI LOG

ミニマリストは夢を追う

ポメラDM30ファーストインプレッション

完璧な机の上でもなく、そこらへんの公園でばねのついたパンダの遊具を眺めながら、
少し汚い公園の机で缶コーヒーをすすって思いついたことをひたすら打ち込める端末がほしい。自分の頭の中にあるものをとにかくアウトプットしたい。隙間時間を有効活用したいという欲求が自分の中で日に日に高まっていくのを感じていた。
  

 そんな僕が、ポメラにたどり着くまで使った端末と使った感想をシェアする。

 

1.ドスパラのゲーミングノートパソコン(24万円2年ローンで購入"ローン完済")

・購入動機
 ノートパソコンならどこにでも持ち運べるし、充電すればコンセントを必要とせず、どこでもテキスト入力出来るじゃないかと思った。しかも僕が愛してやまないパソコンゲームだって出来てしまう。

・採用されなかった理由
 大好きなハイエンドパーツが導入されているがゆえに燃費が悪い。充電せずに使用すると約2時間で電源が落ちる。
 端末内で高まる熱を逃がすためにファンが部屋に響きわたるような音で稼働し続ける。コンセントがある場所にしか持ち歩けない。
 充電するためのコードが重い。

 キーボードが虹色に光って目立つ。(虹色に光るのは好き)
 思っていた用途には使用できなかったけど、今でもゲームするときは使ってる。
 
2.GPDPOCKET(8万円ボーナス一括)

・購入動機
 この頃、勤めていた会社で異動になり通勤前の1時間を喫茶店で過ごすことが増えた。その1時間を有効活用したいと考えた。今所有しているゲーミングノートパソコンのファンを喫茶店の中で全開でまわすのは、どう考えても不審者のそれだと思ったし、ゲーミングノートパソコンは持ち運べるサイズ感ではない。
 ポケットに入る大きさのパソコンって素敵やん。結局、たいして調べることもなく目を星にしながらすぐ購入した。

・採用されなかった理由
 本体が小さいのは、希望通りだったんだけれど、キーボードの配列がずれていて、タイピングしているとタイプミスを頻発する。ある日僕は、タイプしている時間より、打ち直してる時間のほうが長いことに気づいた。
 半角全角の切り替えキーがないこと。(これが僕には大事だった。今でも大事)
 今では起動することもされずに配送されてきた箱の中で眠っている。(いつか有効活用してあげたいと考えている間に2が出たようだ。)
 モバイル端末は持っているだけでわくわくするのでしばらくは所持し続けていたい。(これをメルカリで売ってDM200が欲しい)

3.iPad Pro + キーボード(約14万クレジットカード、3回払い)
・購入動機
 Kindle本を大量に読むようになり、
 kindle本も読めるし、カバーにもなるアップル公式のキーボードも買えばパソコンすら不要になるな。これで生きていこうと思った。
・採用されなかった理由
 iPad Proは悪くない。
 ボクハ、MacBookProヲ購入シタノダ。

今でもiPad Proで暇があれば本を読んでいるので読書量は紙の本を読んでいる時代より増えた。

4.MacBookPro(24万ローン完済済み)

・購入した動機
 欲しかった。携帯はiPhoneだし、iPad Proもあるし、MacBookと同期すればそこにあるのは完璧なリンゴの世界。アウトプット+プログラミングもしたかった。
・採用されなかった理由
 何でも出来てしまう。素晴らしい端末すぎた。
 意志の弱い僕は、すぐにSNSYoutubeを見て作業を中断してしまう。
 量としては10分で書けるようなものでも1時間かかってしまう。
 正直MacBookProは、最高だ。今でも使ってるし一緒にお布団に入って眠ってる。

 

ーそうして僕はポメラと出会った。
  
「選ばれたのはポメラDM30でした。」

・使ってみた感想
 値段が値段(本体価格43000円+税)だけに購入を躊躇ったが、買わない理由が値段なら僕は買う。買った後考えればいいんだよ。(Amazonで約3万円で購入できる。)
 実際にポメラでテキスト入力してみるとかなり気持ちいい。流石、テキスト入力に特化した端末だ。テキストしか入力出来ないので、それ以外のことで時間が消費されない。ポメラでテキストを入力していると子供の頃、ゲームボーイカラーゼルダの伝説夢をみる島DXを寝る間も惜しんで熱中してプレイしていた感覚を思い出す。
 それは電池を動力源とした端末だからなのか・・・・・・。本体自体が熱を持っていないので常にひんやりしている。布団を下半身にかけてその上においてがしがし文字を打てる。折りたたみ式の観音開きキーボードと画面を開くと画面の方向に重心がかかるため、何もない膝の上では入力しづらい。僕は鞄を膝の上においてその上で入力している。
 持ち運びに便利なサイズで、広げてもあまり目立たないので何処でも広げることが出来て、いつでもアウトプット出来る。
・バッテリーの持ち具合(推奨eneloop
 公式ホームページでは単3乾電池2本で20時間連続で起動すると書いてある。
 右下にあるバッテリーのマークは機能しているのか、使用8時間か9時間でマークが半分になっていた。
 公式通りの連続起動時間なのか、耐久テキスト入力マラソンを行ってみたい。
 推奨のeneloop4本あれば、出先でも本体の電源に困ることはなさそうだ。eneloopの充電器を忘れたとしてもコンビニで電池を買えば良いし。
 どこにでも持ち運べるこの気軽さはありがたい。
 電子ペーパーディスプレイを使用しているのでテキストを入力する際、コンマ数秒のラグを感じる。
 キャレットを文章内で移動する際、連続で文字間を移動するのではなくワープするように移動していく。自分の思った場所に移動させるには慣れが必要。
 バックライト機能がついていない。これは最初デメリットだと感じていたが、バックライトのない目に優しい電子ペーパーディスプレイの端末は数時間使用したあとに感じる目の疲労が、全く違う。



 僕の欲求を完全に満たしてくれる端末を見つけてしまった。3日で約1万文字ポメラで文字を入力している。

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      ここには集中しかない。